ルビーのブログ

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バインド小ねじ




バインド小ねじ(バインド頭)
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頭が台形で、上面に丸みがつけられています。


同じ呼び径のなべ小ねじに比べて、1.1~1.2倍ていど頭の径が大きくなっています。


材料に対して接地面を大きくすることができるので、座面の陥没を防ぐ効果があります。


電線などを締め付けるのに便利なように、座面にくぼみがあるものもあります。


なべとトラスの中間といったような形ですので、トラスでは頭部の径が大きすぎる場合に使われることもあります。


なべと同様、幅広く使うことができる小ねじです。




一般的な締結に用います。頭の径が大きいので、座面の陥没を防ぐ効果があるほか、


締め付ける材料の取り付け穴を隠すのにも便利です。なべ小ねじより、


ややスマートな印象があるため、強度などにこだわらなければ、見た目で選んでもよいでしょう。



頭の形の特徴 





ここで、これまでに見てきた小ねじを比べてみましょう。


左からなべ、皿、丸皿、トラス、バインドで、サイズはM6×20(バインドのみM6×15)です。


頭が平らな皿や、トラスの座面の広さなど、こうしてみると、それぞれの頭の形の特徴がよくわかりますね。





■プラグのバインド小ねじ


プラグを開いてみると、バインド小ねじが使われていました。


導電性に優れる黄銅製と思われます。





■プリンター 裏のバインド小ねじ


プリンターの裏をのぞいてみたら、バインド小ねじで締められていました。


本体のガワを固定するのにも使われています。



バインド小ねじ(バインド頭)
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トラス小ねじの用途




トラス小ねじ(トラス頭)
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丸い形の頭で、球の上の部分を切り取ったような形をしています。


丸頭に比べると、高さは低くなっています。


ほかの形に比べて、頭の外径が大きいのが特徴です。


その分、接地面積を大きくすることができ、緩み止めなどの効果が期待できます。


トラス小ねじは、街中でも比較的よく見かけます。見た目がきれいなため、丸皿と同じように飾りねじとしても使われます。


こちらはザグリ加工が必要ないため、使う場所を選びませんが、頭の外径が大きくなってしまいます。


見た目を気にする場合は、使われるめっきも工夫されます。


周りの素材などにあわせて装飾めっきを施し、光沢や色調を合わせることもあります。




■こちらは事務所のパーテイションを止めるネジ
T型に組み付ける際に使用したネジです。
その上からカバーを被せるのですが、大きなものをしっかりとめるときは、トラス小ねじが選ばれることが多いようです。




■電子レンジの後ろのネジ
電子レンジのカバーと本体を止めているネジ。
座面が広いのでしっかりと止めるのちょうどよかったのでしょう。





■扉のつまみのトラス小ねじ
こちらは化粧台のつまみを固定しているトラス小ねじ。
開き戸のつまみや取っ手を裏側から固定するのにも、トラス小ねじが多く使われていました。


トラス小ねじ(トラス頭)
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アプセット小ねじとは




アプセットでは、冷間圧造によって六角や四角に頭を成形したもので、普通は頭部上面にへこみがあります。


六角ボルトのようですが、十字穴がついているので小ねじの仲間といえます。




十字穴がないアプセットの六角ボルトもあり、そちらは六角ボルトの仲間になります。
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7)フランジボルト(セレート無









アプセットは座金と組み込んだものの多くあります。
アプセットセムス






アプセットから少し脱線
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通常の六角ボルトは、トリーマーといって、円形の頭をつくってから六角形の穴が開いたダイスに通して成型しています。


トリーマセムス





アプセットでは角が丸みを持ち滑らかですが、トリーマーでは鋭角にシャープにできています。




ドライバー、スパナ、レンチなどいろいろな工具を使って締めることができますが、実は六角ボルトほど強度はありません。





十字の1本が長くなり、すりわりと十字穴の両方の機能を持った「プラスマイナス小ねじ」です。


プラス、マイナスのどちらのドライバーでも使うことができます。


(+-)フランジ小ねじ