ルビーのブログ

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インチネジとは


インチねじとは、名のとおりインチサイズのねじです。基準は1”(1インチ)約25.4㎜です。
太さが何インチ(inch)かと、1インチ(inch)の中にねじ山が何山あるのかでサイズが決定します。


ネジクル インチネジ販売
https://www.tsurugacorp.co.jp/shopping/products/neji/inchscrew/



インチねじのサイズの見方と読み方
【太さ】1”(inch)の1/8は約3.175㎜です。 ミリ(㎜)に直さないと実寸はわかりにくいのですが、「1インチは25.4㎜」これを覚えて電卓を使えば簡単です。 25.4を分母で割って分子を掛ければ良いのです。例えば3/8では25.4÷8×3=9.525㎜となります。


【山数】また、山数は25.4㎜の中に何山あるかを数えなければ分かりません。




ユニファイとウィットの違い
サイズ表記にWがついているのはウィット。ユニファイはUNCもしくはUNF。
大きな違いは山の角度にあり、ウィットが55度、ユニファイ(UNC、UNF)は60度です。
同じようにインチ単位を基準にしてサイズ化されているので混同しやすいです。
1インチの中に何山あるかといった考え方は一緒で、同径のサイズの場合ウィットとUNCは山数もほぼ一緒です。(注)1/2は、ウィット12山、UNCは13山です。
融通の利く場合は、ウィットの雄ねじにUNCの雌ねじは入っていきます。問題が無ければそのままお使い頂くことは可能です。



インチねじとミリねじの違い
ミリねじM12とインチねじ1/2(12.7mm)で径の近いものを並べてみました。並べてみると違いがよく分かりますが、単体ではなかなか見分けがつきません。
ミリねじM12に対して、インチねじ1/2はやや径が太めです。ノギスなどで計測をすると規格の違いが比較的特定しやすいのです。




用途
<ユニファイ> 輸入品の家具などについてくることが多く、国内では入手困難なサイズもあります。カメラを取り付ける雲台のねじもウィットというインチサイズのねじです。 また、航空機やアメリカ自動車、バイク等にも使用されております。


<ウィット> 主に建築関係に使用されます。アンカーボルトやアイボルトなど壁面の固定具のねじにも多く使用されております。


参照元
https://www.tsurugacorp.co.jp/dictionary/inch/inch_screw.html
販売サイト
https://www.tsurugacorp.co.jp/shopping/products/neji/inchscrew/

タッピングネジとドリルネジの違い

タッピングもドリルねじも雌ねじが不要なネジです。


これがタッピングネジ








これがドリルネジ




ドリルネジはセルフタッピングとも呼ばれているため、タッピングという名称では共通しています。



この2つのねじの施工の工程が異なります。


タッピング →相手材に下穴が必要
ドリルネジ →相手材に下穴は不要



タッピングは相手材にそのネジ径の約70%~95%程度の細めの穴をあける必要があります。
例)呼び径 3.0、板の厚み1.0場合 下穴は約2.6㎜
参照 タッピンネジの標準下穴径 (参考値)
あとは自分で相手材にねじ立てをしながらねじ込むことができます。





ドリルネジは、施工時に下穴をあける必要がありません。
独自で下穴を開け、タップを立て、締め付けるまでをこなすことができます。
ねじ先のドリル部分がと尖っていて、ねじ部はタッピンねじと同じような形状になっています。




それぞれに良い面があります。



タッピングの場合は汎用性が非常に高く、木材やハードボードだけではなく非金属や樹脂など相手材によりたくさんの種類があります。
タッピングネジ
https://www.tsurugacorp.co.jp/shopping/products/neji/neji/tapping/





ドリルネジは折半屋根など建築現場などに使用されることが多いです。
セルフタッピング(ドリルネジ)
https://www.tsurugacorp.co.jp/shopping/products/neji/kenzaineji/selftapping/





余談 厚板12mmをわずか9秒であけるドリルネジもあります。



MRXドリルネジ ロングポイントの性能について。




MRX(NO5(HEX



すごない・・・

メッキ 表面処理

ネジのメッキには、




ユニクロ 光沢クロメート


青(白)色クロメート


白メッキ


光沢クロメート処理(1種) ごく一般的なメッキの代表です。正しくは光沢クロメートメッキ。耐食性は有色クロメートより劣ります。 下地に電気亜鉛メッキを貼りフッソ化物を含んだ溶液でクロメート処理を施します。クロメート被膜はシルバー色です。皮膜の主成分はクロム酸クロムで組成割 合の低い処理剤で光沢を得たもので、青銀白色ですが、その組成割合によって、色調は変化する →ユニクロ取り扱い商品へ 



三価ホワイト 3価クロムクロメート


三価クロメート


亜鉛三価クロメート


表面処理に多く使用されている有害の6価クロムに代わって、毒性の少ない「3価クロムメッキ」の中で代表的なメッキです色調はユニクロメッキとほぼ同色の白色です。「3価クロムメッキ」とは3価クロム塩を主成分とするため毒性は無く、廃水処理も簡単のため最有力の「6価クロムフリー」です。将来的にはクロム化合物を一切使用しない「ノンクロム」処理と考えられます尚素材のクロム(Cr)自体は無毒で、SUSに含まれるクロムも無害です。 名称について:メーカーにより呼称が異なる場合がある。三価ホワイトは黒と白を区別するためにホワイトと呼んでいる。 色について:三価ホワイトの色はシルバー色に近いが、やや黄味がかったものや、青みがかったものがある。いずれも性能的に違いはない。 →三価ホワイト取り扱い商品へ




  

三価ブラック


3価クロムブラック


表面処理に多く使用されている有害の6価クロムに代わって、毒性の少ない「3価クロムメッキ」の黒色メッキです。  「3価クロムメッキ」とは3価クロム塩を主成分とするため、毒性は無く、廃水処理も簡単のため最有力の「6価クロムフリー」です。将来的にはクロム化合物を一切使用しない「ノンクロム」処理と考えられます尚素材のクロム(Cr)自体は無毒で、SUSに含まれるクロムも無害です。 →三価ブラック取り扱い商品へ 




ニッケル (銅下ニッケル)


装飾用に広く用いられるメッキで、表面は銀色~やや少し黄色味がかった輝く光沢を持ちます。耐食性と外観を向上させる為に、下地に銅メッキや下地用ニッケルメッキを貼り、その上に光沢剤入りのニッケルメッキを貼ります。ニッケルめっきの特性はめっきを2層3層と重ねると、防錆、防食が増していきます。この特性をいかして、ねじ・自動車部品・精密部品、など数多く使われています。ただし、空気中でわずかに変色するので、美観の保持に役立つクロムめっきを利用されることもある。一般ねじの標準品は下地用銅メッキ+ニッケル メッキ。 →ニッケル取り扱い商品へ 




黒ニッケル


黒ニッケル 下地用ニッケルメッキを貼り、その上にニッケルメッキを貼り、さらにその上に黒色の亜鉛-ニッケルの合金メッキを貼ります。めっき直後の皮膜はもろくて光沢がないため、一般的には膜厚2μm以下でラッカー仕上げをしたものが、利用されています。耐食性はニッケルメッキとほとんど同等です。 →黒ニッケル取り扱い商品へ